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パッケージデザインをAIツールで評価、最新、売れるロジックはここにある。2021.07.06

パッケージデザインをAIツールで評価、最新、売れるロジックはここにある。
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日本を代表する食品メーカーのカルビーやネスレ日本、森永乳業などが導入を始めているパッケージデザインを評価するAIツールがあるらしい。デザイン業界でもハイテク化し、AI化していくニューノーマルでの新しい取り組みに注目です。

デザインは感性。という時代はもうとっくに終わっているのかも知れません。デザインにはロジックが存在しているというのはよく聞く話ですが、それをより高精度に、AI化した会社がありました。

https://hp.package-ai.jp/

マーケティングリサーチとパッケージデザインを主軸に事業を展開するプラグという会社です。この会社が2年前にリリースしたのが「パッケージデザインAI」というAIツールです。

パッケージデザインAIとは?

この「パッケージデザインAI」、数百万人の学習データをもとに、AIツールがたった10秒で、商品のパッケージデザインを鑑定し、評価します。まさにトレンドな最新技術。商品開発にかかる時間を大幅に短縮できる他、 デザインの改良点のヒントを得られるところも好評とのこと。

気になる価格は!?

料金プランは2つあり、
1画像1万5000円の単発利用と、1カ月70万円の回数無制限のサブスク型から選べます。70万円、高いのか安いのか、企業やデザイン会社には安いのかもしれません。
ちなみに無料お試しプランがあり、10画像無料でできるとのこと。気になる方はまずはお試しから始めてみるのもいいですね。

パッケージデザインAI

カルビーの実用例

お菓子メーカー大手のカルビーは、「とうもりこ」「えだまりこ」に続いて、「クランチポテト」のパッケージデザインリニューアルでもこの「パッケージデザインAI」を活用したことを2020年9月に発表しています。そしてその結果、デザインリニューアル前と比べ、売上がなんと1.3倍に増えたということです。

※このパッケージデザインAIは、「ディープラーニングビジネス活用アワード2019」で特別賞を受賞しっています。
「商品担当者やデザイナーの仕事のやり方や速度感を変えるサービスである」という点が高く評価されたとのこと。

パッケージデザインAIの評価の仕組み

この画像をアップするだけでデザイン評価をAIが予測するパッケージデザインAI。主な評価方法は、

・好意度予測スコア → 1〜5の数値でデザインごとのスコアを予測/性別や年代別にスコアを提示することも可能
・ヒートマップ → デザインのどこが好意度と結びついたかを可視化
・イメージワード → デザインごとにどんなイメージを持たれるのかを予測(かわいい、優しい、クールなど)
・好意度のばらつき → 万人うけするか、特定の層に支持されるかを予測

の4点。

これである程度『売れるデザイン』絞り込めるというのが、素晴らしいです。

パッケージデザインAIを活用するメリットとは?

すべての事柄にスピードを求められる昨今。コンビニなどの狭い店舗では各メーカーが売り場の棚の奪い合いです。いかに早く、ユーザーが欲しがるものを店舗に反映できるかが勝つためのポイントとなっています。そのため、デザインの初案のスクリーニングや、従来は選ばなかった、いわゆるC案が意外な高スコア案であったりと、開発の初期段階を高速化することができます。また消費者調査には多くの時間と工数を割くため、この部分も時短できれば消費者動向にダイレクトに商品をローンチすることが可能になります。修正し評価を確認し、その繰り返しによって評価を高めることが可能なので、より精度の高いデザインに仕上げることができます。

パッケージデザインAI

アートディレクターが、いらなくなっちゃいますね・・・。

AIの活用により、スピードアップできれば、消費動向にダイレクトに商品を提案できます。それをし続けた先は、欲しいと思ったものが数秒後に手元にある、みたいな世の中なのでしょうか。逆にAIの判定のみを信じるのであれば、クリエイターが良いと思っていないものも世の中では売れるという不思議な世の中になります。

リーディングカンパニー、フロンティアスピリッツなど、最初にそれを生み出すものは必ず否定されます。しかし、そのものの魅力がわかったときに人々はこぞってそれを買う訳です。それが、イノベーションマインドだと思います。

AIにイノベーションマインドがわかるかはわかりませんが、すべてではなく、程よくAIなどを取り入れていくことが大事ではないかと思います。

文:RIRISEA

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