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NFTの意味は?始める前にメリットやリスクなどを理解しよう!2021.10.08

NFTの意味は?始める前にメリットやリスクなどを理解しよう!
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みなさんは、最近よく聞くNFTという仮想通貨の一種を知っていますか?仮想通貨に関して関心がある方であれば、NFTを知っているかもしれません。

しかし、仮想通貨に関してあまり知識がなければ、NFTのことを知らない方も多いでしょう。そこで今回は、NFTを始めるメリットや知っておくべきリスクについて紹介します。

この記事を読むことで、NFTを始めるメリットやリスクを知った上で利用できるでしょう。

そもそもNFTの意味は?


NFTとは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略称であり、偽造不可能な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータのことです。

トークンとは、セキュリティに優れているブロックチェーン技術を使って発行された仮想通貨のことを言います。要するに、NFTは電子書籍や画像・動画などの著作権を持っている会社やアーティストが発行を行い、ユーザーが料金を支払うことで利用できる仮想通貨です。

また、NFTは、セキュリティに優れたブロックチェーン上にデジタルデータをアップロードすることにより、デジタルデータの改ざんを防げます。

NFTを始めるメリット3選!

NFTを始めるメリットとして、以下の3つがあげられます。

  • NFTは誰でも気軽に作成できる
  • 発行・取引の履歴がブロックチェーンに記録される
  • NFTの売買や譲渡することも可能
  • これからは、それぞれのメリットについて詳しく紹介します。

    NFTは誰でも気軽に作成できる

    NFTのメリットとして、誰でも気軽に作成できることがあげられます。一見、仮想通貨と聞くと何か特別な知識が必要なのでは?と疑問に感じる方も多いかもしれません。

    しかし、NFTは誰でも気軽に作成できる仮想通貨なのです。例えば、電子書籍・音楽・ゲーム内のコンテンツなど現実で作成したアナログデータも数値に置き換えることで全てNFTとして取り扱えるようになります。

    そんな誰でも作成できる気軽さからNFTは、市場規模を次第に拡大させているのです。

    発行・取引の履歴がブロックチェーンに記録される

    NFTでは、以下の発行・取引の履歴がブロックチェーンに刻まれています。

  • いついくらで誰がこのNFTを取引したのか
  • 誰がこのNFTを所有しているのか、何人持っているのか
  • このような発行・取引の履歴がブロックチェーンに刻まれていることにより、NFTが活用できるゲームの戦略に活かすことも可能です。

    例えば、「ブレイブフロンティアヒーローズ」などのゲームでは、キャラクターやアイテムがNFTとして存在しており、自分で取引できます。

    NFTの履歴が分かることで相手がどのようなモンスターを持っているか分かるので太刀打ちの仕方について戦略を練れるでしょう。

    NFTの売買や譲渡することも可能

    NFTは売買や譲渡することも可能です。実際に、ゲーム内で入手したコンテンツをNFTマーケットで販売することで高値で売買できたユーザーもいます。

    NFTの売買や譲渡は、コンテンツだけでなくそれに紐づいた権利の取引も一緒にできるのです。例えば、「このNFTを所持している人は定期的にゲーム内のコインが貰える」なんて権利があった場合、コンテンツと同時に権利も相手に譲渡されるでしょう。

    NFTを始める前に知るべきリスク3選!


    NFTを始める前に知るべきリスクとして、以下の3つがあげられます。

  • 詐欺や偽物に遭遇する確率がある
  • 二次利用される可能性がある
  • 手数料が高くなってしまう場合もある
  • これからは、それぞれのリスクについて詳しく紹介します。

    詐欺や偽物に遭遇する確率がある

    NFTは、先ほど紹介したように発行・取引の履歴がブロックチェーンにて記録されるため、他の仮想通貨と比較してみれば詐欺や偽物に遭遇する確率が低いです。

    しかし、実際にイギリスでバンクシーの偽アートを33万6千ドル(約3750万円)で売りつける詐欺事件が発生しています。

    結果的にこの詐欺事件では、ハッカー側が手数料を除いた全額を返金したことから解決しました。しかし、実際に事件が発生していることから詐欺や偽物に遭遇する確率はあるでしょう。

    そのため、NFTには詐欺や偽物が少なからずいることを念頭に入れておくことをおすすめします。

    二次利用される可能性がある

    NFTのデメリットとして、自身が公開したコンテンツから動画データのみを抜き取って二次利用される可能性があげられます。

    なぜなら、NFTに関する著作権が明確に定まっていないため、リアルな創作物よりも法律で保護されにくいからです。もし、コンテンツから二次利用されたとしても、出品者に利益が支払われることはありません。

    このようにNFTを始めると自身のコンテンツから二次利用される可能性があるので覚えておきましょう。

    手数料が高くなってしまう場合もある

    NFTは、売買したり譲渡するときは手数料がかかります。NFTのコンテンツを販売するプラットフォームの一つにイーサリアムというサイトがありますが、そのイーサリアムで取引を行うと手数料が高くなってしまうので気を付けましょう。

    そのため、高い手数料を払いたくなければ他のプラットフォームでコンテンツ販売を行ってください。

    ただ、高い手数料を支払うことでブロックチェーンに取引を記録されるのが速くなるので早めに取引を行いたい方は、高い手数料を支払ってイーサリアムを利用するのもいいでしょう。

    まとめ


    今回は、NFTのメリットやリスクを紹介していきました。最近、多くの人が始めているNFTですが、始めて得られるメリットだけでなくリスクもあります。

    NFTを始める際は、メリットやリスクを理解した上で行わなければ第三者に悪用されてしまう可能性もあるのです。そのため、NFTを始める際にはメリットやリスクを理解した上で利用しましょう。

    文:takumi1219

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