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本当にある?国際宇宙ステーション(ISS)とはいったい何なのか?SF

投稿日:2021.05.30
 更新日:2021.05.26
SF
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どうやら地球の上空にあるらしい国際宇宙ステーション(通称ISS)。ZOZOの創業者で実業家の前澤友作氏(45)もこのISSに滞在することがニュースとして取り上げられ話題となりました。そもそも、国際宇宙ステーションとは何なんでしょう??

2021年12月8日に発射予定のロシアのソユーズ宇宙船に乗り、国際宇宙ステーションへ赴くことが決定した実業家の前澤氏のニュースが話題となりました。この国際宇宙ステーション、日本の民間人が滞在するのは前澤氏が初めてになるとのこと。前澤氏は宇宙飛行士になるための試験には既に合格しており、6月中旬からモスクワ郊外にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センターで約100日間に及ぶ訓練に挑む見通しです。重力加速度を模擬体験するための遠心加速器などに搭乗するとのこと。国際宇宙ステーションには約12日間滞在予定で、訓練から帰還までの全工程を動画配信する予定です。

そもそも国際宇宙ステーションて何?

国際宇宙ステーション
国際宇宙ステーションは、アメリカ、ロシア、日本やカナダそして、ヨーロッパの宇宙機関が協力して運営している宇宙ステーションです。地球及び宇宙の観測や宇宙環境の研究や実験を行うことを目的とした巨大な有人施設です。地上から約400キロメートル上空の熱圏に存在し、時速約27,700キロメートルのスピードで、地球を24時間で約16周しています。その大きさは約108.5m×72.8mで、ほぼサッカー場と同等の大きさです。宇宙にサッカー場の広さと同じものを建造したと思うと、テクノロジーの進化に驚愕します。

地上からも見えるかもしれない距離に

地上から約400キロメートルの宇宙に浮かぶ巨大な実験施設、ISS。400キロメートルが近いのか遠いのか。大阪東京間が約500キロメートルなので、そう考えると近いですね。それはまるで人工の『天空の城ラピュタ』です。国際宇宙ステーションは、宇宙だけの特殊な環境を利用したさまざまな実験や研究を長期間行える場所を確保するため、約23年前の1998年に宇宙での建設がスタートし、その13年後の2011年7月に完成しました。この国際宇宙ステーション、地上から動く光る点として見ることもできるとのこと。宇宙のロマンが満載ですね。

国際宇宙ステーションには、滞在している人がいる?

国際宇宙ステーション
約20年前の2000年11月から3名の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在を始め、現在は6名滞在しています。滞在チームは約半年ごとに交代しています。そこに今回前澤氏が加わります。国際宇宙ステーションの建設が始まった1998年以降、200回以上にわたって、物資や宇宙飛行士を送り込んでいます。

ちなみに、
地球低軌道とは、一般に高度2000キロメートル以内の地球周回軌道のことを差します。国際宇宙ステーションのある約400キロ上空は、この地球低軌道に該当します。
アメリカ、ロシア、カナダ、日本は少なくとも2024年までは運用を継続する方針を決定しています。運用終了までに要する費用は約16兆円と見積もられているとのこと。高いのか安いのか、スケールが大きすぎてよくわかりませんね。

中国の宇宙進出

中国もISSへの参加を打診したことはあるようですが、現在、独自の宇宙ステーション「天宮」を開発中とのこと。インドもISSへの参加を希望するも結局のところ、独自の宇宙ステーションの建設を決定しました。宇宙開発は今、残された最後のフロンティアなんです。まさにSF小説の世界。

国際宇宙ステーションはどのようにつくられたのか。

国際宇宙ステーション(ISS)の建設のため、おそらく50回ほど組立部品及び作業のために運搬が必要であると結論付けられました。そのうち39回はスペースシャトルによる打ち上げで、比較的小規模な部品輸送はプログレス補給船などの無人宇宙補給機によって運ばれたそうです。体積で表すと体積1,200立方メートル、重さは419トンの立体構造物となりました。とにかく巨大な建造物を宇宙に作り上げたのです。

国際宇宙ステーションのなりたち

1980年代初期のレーガン米大統領による宇宙ステーション「フリーダム計画」から始まりました。この計画は、ソビエト連邦に対抗する政治的な意図が非常に強いものでした。しかし、アメリカやヨーロッパの度重なる財政難から始まり、スペースシャトルの爆発事故、冷戦終結による政治的パフォーマンスの必要性低下により、計画はいつの間にか影の薄い存在となりました。

その一方で、ソ連は宇宙ステーションによる宇宙滞在を実現していましたが、1991年末にソビエト連邦が崩壊し、旧ソ連の宇宙ステーションは劣化していきます。そこで、アメリカはロシアを取り込もうと、西側諸国と旧ソ連の宇宙ステーションを統合する計画を持ちかけますが、ロシアは新型モジュールを打ち上げる意向をみせたため、それではと、新型宇宙ステーションとしてISSの計画がはじまりました。結局、ISS計画ではロシアの発言力が大きくなり、常時ロシア人飛行士が滞在することとなりました。日本、カナダ、ヨーロッパの飛行士の滞在期間や搭乗人数は制限されることに。

宇宙戦争もしくは銀河英雄伝説

ISSを運営するアメリカ、カナダ、日本、ヨーロッパ諸国。それに対抗する中国、インド。宇宙戦争、銀河英雄伝説さながらの熾烈な争いがすでに激化しています。人口増で近未来を懸念する中国、インドはそれと同時にITや数学の分野での先進国でもあります。サイエンスとテクノロジーを用いて、宇宙の覇権を握るのは誰か?ニューノーマルの中、大国の挙動に目が離せません。コロナ終息後、スタートダッシュする国はいったい・・・。

文:RIRISEA

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