運転時のシートベルトと同じくらいに必要不可欠となったマスクの着用。ワクチン接種がほぼ終わりつつある欧米諸国は、マスクを外し街での宴。その様子は全世界にテレビを通じて映し出されました。ああ、羨ましい、と単純に思います。色んな対策がほぼ全て後手後手の日本に加え、世界に比べて潔癖度の強い国民性。そんな私たちは果たしてマスクはいつ外せるのでしょうか。

現在マスクなしでは外出できません。たまに早朝の犬の散歩につけ忘れたりしますが、背徳感からすぐに戻りマスク着用。付けずにはいられない衝動。もはや、新型コロナウィルスの感染対策というよりは、日本に蔓延する『世間の目』を気にしてのこと。村八分は皆怖いんです。

マスクを外さなければならないシーンとは？

マスクを外さなければならない場面とはどんな場面でしょう？口を使った動作が必要な時です。要するに、飲食の場面や喫煙の場面です。マスクを片方の耳から外して食事などを口に持っていき、そのあとまた元に戻しなさい、とマスク会食での新しいマナーのごとく国が要請していますが、正直まわりでそうやって食事をしている人を見たことはありません。やはり、付けたり外したりの動作は思いのほか面倒だということです。

ニューノーマルに必要な新しいマスク

マスク市場にも新しいガジェットが必要です。そこで見つけたのが、マスクを外さずに喫煙や食事のできるクチ開きマスク。通称『パックリマスク』です。

このマスク、真ん中に切れ目があり、マスクが上下に開口します。絶妙な被り面があり、何もしなければ、その隙間が開くことはありません。むしろ、会話時の口の開け閉めがそのマスクの上下稼働により楽になるといった副産物的な効果もあります。会話程度では隙間は空きません。

喫煙や食事をする際は、マスクの上部を鼻に、下部を顎にやや引っ掛けるイメージで少し引っ張れば、ストレスなく飲食やタバコが吸えます。特に、タバコのような小さいものであれば本当ストレスなく使えます。ストローでのむ飲料などにも特におすすめです。

しかも銀イオン加工

この口開きマスク（パックリマスク）は、布製で洗って何度でも使えるようですが、なんと銀イオン加工の糸を織り込んでおり、通常のマスクと違い抗菌効果があります。

あらゆるシーンで重宝しそうなニューノーマルの新しいガジェットではないでしょうか。

早くマスクの必要ない世の中に戻って欲しいと誰もが願っていると思います。しかしながら、先程も述べたように、日本人の潔癖症がなかなかそれを許してくれないであろうこともこれまた事実。自分の首を自分で締めているかのよう。まだまだマスク生活は続きそうです。新しいマスクを日々チェックしていく必要がありそうですね。

文:RIRISEA

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