Z世代が注目!「dispo」で始めるフィルムライフ2021.08.06
ガチャガチャを開けるまで、中身がわからないワクワク感を感じたくないですか?
そんな読者の方には、今アメリカを中心に話題沸騰中のフィルムカメラアプリ 「dispo」 をおすすめしたい。
近年20代を中心にフィルムカメラの需要があり、セカンドハンドショップや家族が使用していたものを再利用して、フィルムならではの味を楽しむ方が増えている。
この記事では、そんなフィルムカメラの特徴を最大限に活かした「dispo」をご紹介します。
そもそもフィルムカメラは、なぜ人気なのか
フィルムならではの色合い、荒い感じ
フィルムカメラには独特の世界観があって、ファインダー越しに見る景色と、現像を終えた写真は全く違うものに見える。
フィルムカメラが持つ特性と各ネガの個性がマッチした時が、最も人々を魅了する瞬間だろう。
何が写っているのかわからないワクワク感/綺麗とかの概念ではない
デジタルカメラや手持ちのiPhoneやアンドロイドで撮る写真は、その場で写真を確認ができ、失敗をしても何度でもやり直しが効く。 上手く撮影ができなければすぐに消せばいいし、「撮る楽しみ」ではなく「写真を撮る」行為が簡単にできることがデジタルの良さだ。
一方フィルムカメラは、現像をするまで何が出てくるかわからない。
ガチャガチャを開けるまで、中身がわからないワクワク感に近いと思う。
投稿のためではなく、「今」を楽しむ
最高の瞬間を狙う大切さを教えてくれるのもフィルムの楽しみだ。
デジタルで撮影をすると、投稿をすることに目が行きがちで、どうしてもこの瞬間を楽しめることがない人も多いかもしれない。
「写りが悪いから撮り直したい!」
「これ投稿したいから待って」
といったシチュエーションを、私はよくカフェで見かける。
フィルムカメラは、何が写っているかわからない。
投稿のためではなく「今」を楽しむことができ、自然の1枚が出来上がる。
デジタルネイティブのZ世代が求めるものは、ここにあるのかもしれない。
フィルムのネガティブサイド
とにかく高い!
フィルムカメラは、とにかくお金がかかる。
一つのネガあたり、24枚から36枚の写真が撮影できる。
ネガは、モノクロやカラー、日中、夜に適したものなど多くの種類があり、一つあたり凡そ1000円から2000円だ。 そして撮影後の現像には、凡そ2000円ほど費用がかかるため、合計3000円は下らない。
デジタルよりもお金がかかるのがフィルムカメラの特徴だ。
手間がかかる
フィルムカメラはとにかく手間がかかる。
撮影後はすぐに写真を確認できないし、現像をするにも時間を要する。 そのため、待つことに不満を覚える方には向かないかもしれない。
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人気のカメラアプリ「dispo」とは
ここまでフィルムカメラの楽しさ、手間をつらつらと紹介したが、いよいよ「dispo」の紹介をしたい。
そもそも「dispo」とは、なにか。
英語では「使い捨てカメラ」のことを「disposable camera」と言い、「dispo」はその略称だ。
SNSとして手軽に使用できることで、アメリカの20代を中心に人気が出ており、フィルムカメラの特徴を活かしたアプリである。
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フィルムカメラの良いとこ取り!?「dispo」の特徴 とは
お金がかからない
アプリで気軽にフィルムカメラを楽しむことができる。
課金式ではなく撮影した写真も保存できるため、フィルムならではの色合いや荒さが出ている1枚は、カメラロールのどの写真よりも一際目立つだろう。
映えを狙わない、自然体を狙え
「dispo」はフィルムカメラとして撮影できるだけでなく、SNSとしても注目を集めている。
所謂インスタグラムのような写真シェアアプリではあるが、綺麗で完璧な写真や映えを狙ったものではなく、その瞬間を映し出すラフさが特徴だ。
ロールをシェア!
フィルムのネガロールを他のユーザーとシェアでき、SNS上のアルバムのような役割も果たす。
写真を投稿する従来のSNSとは違い、卒業アルバムを友人と広げてみるような楽しさがあるのが新しい。
次の日の朝9時に仕上がる手軽さ
プレゼントを開ける時のワクワクする感覚が、フィルムカメラにはある。
現像をするのに時間がかかるが、何が撮影できたかチェックするフィルム特有の工程を、このアプリでも感じられる。
撮影した写真を確認できるのは、次の日の朝9時。
日を跨がないとみられないワクワク感を、気軽にそして無課金で体験できる。
デジタルネイティブのZ世代。
フィルムカメラとは無縁だった彼彼女等からすると、この世界観は異色なのだろう。
私も実はダウンロードをして始めているが、手軽で使い勝手がよく、翌日の朝9時が待ち遠しい。
フィルムを気軽に試してみたい!カメラの購入を考えている読者の方々には、是非アプリのダウンロードをおすすめしたいところ!
文:koto
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