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アフターコロナはすぐそこに!?英国でコロナ規制ほぼ全廃へ2021.07.14

アフターコロナはすぐそこに!?英国でコロナ規制ほぼ全廃へ
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イギリスで新型コロナウイルス規制が2021年7月19日にほぼ全面解除される見通しであると発表されました。ニューノーマルの中、アフターコロナへと向かう決断の速さと計画性にただただ関心ばかりの私たち。ジョンソン首相、かっこいい。しかし、それもワクチンを作れた国とそうでない国の差かもしれませんね。

イギリスの感染状況とは?

現在イギリスは感染力が強いとされるインド由来のデルタ株が蔓延しています。それに比例し、感染も再拡大しており、規制撤廃を懸念する声もでています。しかし、先日のサッカーの欧州選手権決勝(ユーロ2020)では、サポーターや群衆が街に繰り出し、マスクなしでハグからキスまでやりたい放題。数年前の出来事のような風景で、私たち日本はまるで桃源郷でも見るかのよう。現在の新規感染者数はイギリス全体で1日当たり3万人を超えているとのこと。

そんな中、なぜ規制を解除するか?

イギリスは感染者数より、死者数や入院患者数が低い水準で推移していることを重要視しています。またワクチンの効果でそれが実現できているとし、規制解除に踏み切った模様です。

規制解除でどうならイギリス

規制解除になると、イギリスではマスク着用の義務はなくなり「室内交流」の人数制限も撤廃されます。首相は記者会見で、気候が良く学校も夏休みに入る英国の7月こそが「解除に適切な時だ」と強調しました。そりゃあ、ユーロ2020も先走りでお祭り騒ぎになりますよね。

イギリスは感染者数より、死者数

現在、インド由来のデルタ株が広がるイギリスでは、6月以降、感染は急増中です。2021年7月上旬の全国の新規感染は3万4000人を上回りました。正直、日本とはけた違いの感染者数です。このペースが続けば1日当たりの感染者が夏の間に10万人にもという試算もあります。
しかし、最近の死者数は1日当たり10人を下回る日もあり、コロナ流行の当初1000人を超えることも多くありましたが、現在は激減しています。

イギリスと日本の違い

日本もイギリス以上に重症者数、死者数、入院率をおさえられていて、医療に過剰な負担がかかる事態は避けられているにも関わらず、マスコミは大騒ぎしています。日本もイギリスも同じ島国。しかし政治はイギリスの方が圧倒的に高度です。

1日の感染者数ばかりを見て報道する日本。社会が動揺しない程度の死者は許容してしまうだけの、政治的胆力があるイギリス。政治の歴史の差なのでしょうか、国民性なのでしょうか。どうも日本ではマスコミやメディアが何の得があって足を引っ張っているのかよくわかりませんね。

文:RIRISEA

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