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大学院を中退するのは絶望的?学生が中退する理由やメリットも徹底紹介!2021.12.08

大学院を中退するのは絶望的?学生が中退する理由やメリットも徹底紹介!
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近年、さまざまな理由により大学院を中退する学生が増えています。大学院を途中で辞めた場合、中退後の人生にどのような影響があるのか気になる学生の方も多いです。

そこで今回は、中退したもしくは中退するか迷っている学生の方の不安を解消すべく、大学院の中退がその後の生活に与える影響について紹介します。

今回の記事を読めば、中退が自分の人生に悪影響を与えるわけではなく、むしろ人生の選択肢を広げる大きなチャンスとなることがわかるでしょう。
ぜひ、最後までお読みください。

大学院を中退するデメリット


大学院を中退するデメリットは主に以下の2つが挙げられます。

・応募企業が削られる
・院卒よりも給与が下がる

これからはこの2つのデメリットについて詳しく紹介します。

応募企業が削られる

大学院を中退すると、就職活動で応募できる企業が削られます。
なぜなら、大学院修了見込みで募集している企業があるからです。

例えば、理系の学生で、技術系の職種に就きたいと考えている場合、応募できる企業はある程度制限されます。

一方、大学院の中退を検討している方は、言い換えれば既に大学を卒業しているということです。

専門性が問われる業種に限定しなければ、応募できる企業は大学卒と変わりありません。

そのため、中退により多少応募できる企業の数は少なくなりますが、決して就活が不利になるわけではないと言えるでしょう。

院卒よりも給与が下がる可能性がある

大学院を中退すると、院卒よりも給与が下がる可能性があります。
上記で述べたように、修士や博士課程を修了した方を、募集している企業もあります。

そういった学歴を必要とする企業は、大学卒と比べて高い初任給を提示しています。

一方、転職が当たり前となった今の時代、院卒でも転職をする場合も少なくありません。
また、近年では日本の終身雇用形態の崩壊が懸念されています。

このような背景から大学院を中退したからといって、給与面で後悔する可能性が高いわけではないと言えるでしょう。

学生が大学院を中退する理由

学生が大学院を中退する理由として、以下の3つが挙げられます。

・本当にやりたいことが見つかった
・院卒に魅力を感じなくなった
・経済的な問題

これからは、それぞれの理由について詳しく紹介します。

本当にやりたいことが見つかった

本当にやりたいことを見つけたという理由が挙げられます。

将来、専門性が問われる業種に就きたいと明確な理由をもって、大学院に進学する方が多いです。

一方、「学部が理系だからとりあえず」「やりたいことがないから文系だけどなんとなく」といった理由で進学する方も少なくありません。

研究生活は過酷なものなので、そういった方は、本当にやりたいことに気づき中退する可能性が高くなります。

院卒に魅力を感じなくなった

院卒に魅力を感じなくなったというのも、理由に挙げられます。

大学院は、社会で活躍するために、特定の分野で専門性を高めることを目的としています。

やはりそれなりの努力が必要で、朝から夜中まで毎日、睡眠時間を削って研究するのは当たり前です。

ですので、明確な目標がなかったり、その分野を心の底から面白いと感じない方は、過酷な研究生活に対して、モチベーションを保つのは難しいでしょう。

なんとなく院進学した学生は、その分野で生きていくことに違和感を感じ、院卒に魅力を感じなくなることが多いです。

経済的な問題

経済的な問題も理由の一つとして挙げられます。

近年、1人親世代が増えたり、コロナ禍による収入減により、学費を親から支援してもらうのが難しいという学生が増えています。

上記でも述べたように、大学院生活では1日のほとんどが研究に割かれます。

そのため、学費を稼ぎたくても、アルバイトをする時間がないという学生の方が多いです。

奨学金もほとんどが貸与制であるため、卒業後、抱える借金は、決して少ない額ではありません。

こういった経済的な理由により、中退を決意して就職する場合もあります。

学生が大学院を中退するメリット


学生が大学院を中退する理由として以下の二つが挙げられます。

・本当にすべきことに時間を注げる
・経済的な余裕が生まれる

これからはそれぞれのメリットについて詳しく紹介します。

本当にすべきことに時間を注げる

大学院を中退することで、本当にすべきことに時間を注げます。

上記で何度も述べているように、大学院に在籍している限り、研究以外に割ける時間は、ほとんどありません。

しかし、中退することにより、必要ではないと感じていた膨大な時間をやりたいことに注ぐことが可能になります。

大学院生活を一度リセットすることにより、さまざまな選択肢が広がります。

自分が本当にやりたいと思うことに、全力で向き合うことができるでしょう。

経済的な余裕が生まれる

大学院を辞めることで、経済的な余裕が生まれます。

中退する理由でも述べたように、経済的に苦しい学生は多いです。

大学院はの学費は、100万円を超える場合もあります。さらに一人暮らしともなれば、その暮らしは非常に苦しくなるでしょう。

中退し就職すれば、学費の支払いに気苦労することもありません。

就職した後、安定してお金を稼げるようになれば、経済面でも精神面でも余裕が生まれることでしょう。

まとめ


今回は、大学院を中退するデメリットやメリット、理由について紹介しました。

最近では、学生企業家が増えています。大学院を卒業したからといって、周りよりお金を稼げる時代ではなくなってきました。

大学院を中退するのは不安が多いでしょう

しかしそれ以上に、得られる選択肢は広がります。

大学院を中退することは決して悪いことではありません。
今の生活に疑問や違和感を感じるのであれば、一度見つめ直してみるのもいいでしょう。

人生は一度きりです。チャンスを掴み後悔のない人生を歩みましょう。

文:takumi1219

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