ポストコロナとは?ニューノーマル時代に企業はどのような行動が求められる?2021.10.29

最近、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が徐々に解除され始めています。ただ、緊急事態宣言が解除され始めているからと言って、コロナ前の生活にすぐ戻れるとは限らないでしょう。
そんなニューノーマル時代が到来していますが、これからどのような行動を取ればいいのか悩んでいる企業の人事担当者の方も多いでしょう。
そこで今回は、ニューノーマル時代に企業が求められる行動について紹介します。本記事は、企業の人事担当者に向けて、ニューノーマル時代に必要におすすめの働き方などを紹介するので、人事担当者の方がいれば特にご覧ください。
この記事を読むことによって、ニューノーマル時代に求められる行動が理解できて、働き方や現状課題の改善に繋がり、より社員が働きやすい企業になるでしょう。
ニューノーマル時代によく聞くポストコロナとは?
ポストコロナとは、コロナ禍の後のことを表す言葉であり、「アフターコロナ」と同義語として用いられる場合も多いです。
新型コロナウイルスが流行したことにより、コロナ禍では人との接触は極力避けるテレワークなどの働き方が求められました。
しかし、ある程度コロナウイルスが収束してきた現在では、企業以外でも自身の生活スタイルに悩んでいる方も多いでしょう。
ポストコロナは、コロナ禍の後に求められている行動などニュース番組の議論の際によく使われている言葉です。
ポストコロナにおけるニューノーマル時代のおすすめの働き方2選!
ポストコロナにおけるニューノーマル時代のおすすめの働き方として、以下の2つがあげられます。
これからは、それぞれの働き方について詳しく紹介します。
テレワーク
ニューノーマル時代のおすすめな働き方として、テレワークがあげられます。なぜなら、ポストコロナでは完全にコロナが収束しきっていないからです。
コロナが流行したことで、多くの企業が三密を防ぐためにテレワークを導入したでしょう。しかし、ポストコロナでコロナが収束してきたことで、テレワークから通常出勤に変更しようと検討している企業もいるかもしれません。
もし、コロナが完全収束していないのにテレワークを解除して社内からコロナ感染者が出てしまった場合、企業内感染する可能性があります。
そのため、三密を防ぐ働き方としてテレワークがおすすめです。
成果主義制度
ニューノーマル時代に成果主義制度を導入するといいでしょう。なぜなら、成果主義を導入することで社員のモチベーションが向上することが予測できるからです。
成果主義制度とは、仕事の成果を評価基準として昇給や昇任を決定する人事評価です。成果主義を導入すると、多くの社員が昇任を目的に成果を出そうとするため、モチベーションが向上するでしょう。
このように成果主義を導入したことで、多くの社員のモチベーションが向上して会社の業績も上がる可能性が高いので成果主義の導入を検討することをおすすめします。
ポストコロナでより改善が求められるニューノーマル時代の企業の現状課題3選!
ニューノーマル時代の現状課題として、以下の3つがあげられます。
これからは、それぞれの現状課題について詳しく紹介します。
社員のメンタルヘルス問題
ニューノーマル時代の企業の現状課題として、社員のメンタルヘルス問題があげられます。なぜなら、テレワークが推奨されているニューノーマル時代ではコミュニケーションを取る機会が大幅に減るからです。
コロナ以前までは、毎日のように社内で上司や同僚とコミュニケーションを取っていたのに、テレワークでは周りに同僚などがいない場所で仕事をします。そのため、ニューノーマル時代ではメンタルヘルスに影響を与えるかもしれません。
もし、1日中誰とも話さない機会が続いた場合、自信喪失感が強くなってうつ病などの心の病に発展する可能性があります。
そのため、積極的にテレワーク中であってもどzoomなどのweb会議サービスを通してオンライン面談を持ちかけるようにしましょう。
情報漏洩の問題
ニューノーマル時代の問題として、情報漏洩の問題があげられます。なぜなら、社員はテレワークをする際に会社で使用していた資料を社外に持ち帰って仕事する必要があるからです。
社員のパソコンにウイルスが侵入したり重要な資料を紛失したりなどさまざまな要因で情報漏洩する可能性が考えられます。そんな情報漏洩の問題の改善策としては、会社が社員にパソコンを貸与してセキュリティを強化するのがおすすめです。
重要な資料は、決して紙媒体として所持しないように注意して社員のパソコンにデータとして送付しつつセキュリティ強化したパソコンを貸与するといいでしょう。
このようにセキュリティ強化したパソコンを社員に貸与すると、情報漏洩のリスクが大幅に減少するでしょう。
人事評価が機能しなくなる可能性
ニューノーマル時代では、人事評価が機能しなくなる可能性があります。企業によっては、社員の意欲を重視して人事評価していた会社も多いでしょう。
しかし、ニューノーマル時代ではテレワークを推奨している企業が多いです。また、企業がテレワークを実施していた場合、社員の仕事ぶりを目視で評価できないので、正確な人事評価が機能しない可能性が懸念されています。
そのため、先ほど紹介した成果主義制度を行い、社員の成果で評価することで正確に人事評価が機能できるでしょう。
ポストコロナに求められるエッセンシャルワーカーに対するニューノーマル時代の賃金対応は?
ポストコロナでは、エッセンシャルワーカーに対する賃金対応が求められています。なぜなら、コロナ禍でも出勤しなければいけないエッセンシャルワーカーよりも出勤が求められない事務職の賃金が高い傾向にあるからです。
エッセンシャルワーカーとは、製造現場や接客業などのテレワークができない職種のことを言います。
エッセンシャルワーカーは毎日出勤しなければいけない職種なのにも関わらず、テレワークが可能な事務職より賃金が低いとなると、ますます人手不足が悪化していくでしょう。
そのため、これからそれぞれの企業が賃金対応を検討していく必要があります。
まとめ
今回は、ニューノーマル時代に企業が求められる行動について紹介しました。ポストコロナと言っても、完全にコロナが収束したわけではありません。
また、コロナが収束したとしても、他にもコロナ同様の脅威が起こった場合に社員が働きやすい企業であるように少しずつ現状課題を解決していく必要があります。
そのため、ニューノーマル時代でも安心して働きやすい世の中にしていきましょう。
文:takumi1219

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