【企業目線】eラーニングとはなに?メリット・デメリットや実施に必要なもの紹介!2021.10.27
近年、社員の教育手段として多くの企業が取り入れているeラーニング。名前は聞いたことあるけど、eラーニングについて詳しく知らない方も多いでしょう。
そこで今回は、eラーニングを導入するメリット・デメリットを紹介します。本記事は、eラーニング導入を検討している企業の人事担当者の方はぜひ、最後までお読みください。
この記事を読むことによって、eラーニングの必要性を知れて社員教育への導入に繋がるでしょう。
最近流行りのeラーニングとは?
eラーニングとは、インターネットを活用した学習方法のことです。
eラーニングは、パソコンやスマートフォンなどを用いて受講でき、インターネットを利用できる環境さえあれば、受講者の好きな時間や場所で学習できます。そのため、交通の便が不便な受講者であっても、利用しやすい学習方法と言えるでしょう。
このようにeラーニングは、好きな時間や場所で学習でき、オンライン上であってもモチベーションを保ちやすい学習方法なため、多くの企業に取り入れられています。
eラーニングを始めるメリット3選!
eラーニングを始めるメリットとして、以下の3つがあげられます。
これからは、それぞれのメリットについて詳しく紹介します。
受講者の学習管理が容易にできる
eラーニングを始めると受講者の学習管理が容易にできます。なぜなら、eラーニングで学習履歴を確認することで受講者個人の得意や不得意が分かるので、カリキュラムを組みやすいからです。
それ以外にも、eラーニングのシステムで学習管理をすることで参加者に配布する資料の印刷代や教材費を削減でき、コスト削減にも繋がります。
このようにeラーニングを導入することで、受講者の学習管理が容易になるのでおすすめです。
全体のコスト削減に繋がる
eラーニングを導入するメリットとして、全体のコスト削減に繋がることがあげられます。なぜなら、eラーニングは一度制作してしまえば何度でも利用できるため、運営費用を抑えられるからです。
例えば、eラーニングを導入しなかった場合、会場の手配や宿泊費など研修を行う度に多大なコストがかかってしまうでしょう。
しかし、eラーニングであれば好きな時間や場所で学習できるので会場や宿泊費は一切かかりません。
eラーニングを導入してかかるコストと言えば、教材製作の費用ぐらいでしょう。そのため、eラーニングを導入すると全体のコスト削減に繋がります。
教育の質を統一できる
eラーニングを導入すると、教育の質を統一できます。なぜなら、eラーニングは教材を登録してインターネット上で学習できるシステムだからです。
eラーニングであれば、受講者が100人いても同じ教材を受講するわけなので、講師によって学習内容が異なって受講生ごとに知識に偏りが起きる事態を防げます。
eラーニングを始める2つのデメリット
eラーニングを始めるデメリットとして、以下の2つがあげられます。
これからは、それぞれのデメリットについて詳しく紹介します。
実技が習得しづらい
eラーニングを始めるデメリットとして、実技が習得しづらいことがあげられます。なぜなら、eラーニングは画面上でのやり取りが多いからです。
例えば、医療現場での技能習得などの実技学習にはeラーニングは不向きと言われています。
ただ、英語などの言語学習であれば会話ツールを用いることで学習可能なので、実技の科目ごとに向き・不向きが分かれる学習方法と言えるでしょう。
そのため、研修内容と照らしわせてeラーニング導入の有無の検討をおすすめします。もし、研修内容に実技学習と通常学習が両方あるのであれば、eラーニングと対面研修の併用もいいかもしれません。
受講者のモチベーション維持が難しい
eラーニングを導入すると受講者のモチベーション維持が難しいといったデメリットがあります。
特にeラーニングは好きな時間や場所で学習できる学習方法なので、集中力を続かせて自力で学習を習慣づける必要があるでしょう。
しかし、モチベーション維持が難しくて自力で学習できない受講生もいるかもしれません。そのため、eラーニングで学習状況を逐一確認して学習が遅れている受講生に対しての声掛けが必要です。
eラーニングを導入するのに必要なものは?
eラーニングを導入するのに必要なものとして、以下の2つがあげられます。
これからは、それぞれの必要なものについて詳しく紹介します。
LMS(学習管理システム)
LMS(学習管理システム)とは、「Learning Management System(ラーニング マネジメント システム)」の略称であり、eラーニングの人材教育を管理、運用する際のプラットフォームです。
LMS(学習管理システム)では、eラーニングでの教材や受講者情報、学習進捗の管理ができます。そんなLMS(学習管理システム)として、「AirCourse」というeラーニングサービスを紹介します。
「AirCourse」は、初期費用0円の低コストで導入できるサービスで、撮影した動画を教材としてアップするだけで受講者に簡単に共有できるのでおすすめです。
それ以外にも、ファイルを「AirCourse」にドロップするだけでグループ内にノウハウを共有でき、学びの促進にも繋がるでしょう。
マルチメディア教材
マルチメディア教材とは、動画・写真・文書などさまざまなメディアがデジタル化された教材です。マルチメディア教材を作成する手順として、以下の4つの順番があげられます。
マルチメディア教材を作成する際には、目的・対象者・所要時間・目標・受講環境などを明確に決めておくことによって、学習効果の高い教材が完成するでしょう。
また、1で整理して分析した内容を基に、教材の作成方法・学習内容の骨組み・開発スケジュールなどを決めて開発・作成していきます。
マルチメディア教材の開発・作成を終えたら、LMS(学習システム)に登録して運用していきましょう。
その後、一定期間の運用をしたら、受講者の受講履歴やアンケート結果を基に当初の目的が達成できているか評価をしてください。
eラーニングの実施と評価を終えたら、再び情報分析のところから行ってより分かりやすいマルチメディア教材作りを行っていきましょう。
まとめ
今回は、eラーニングのメリット・デメリットを紹介しました。eラーニングは、好きな時間、場所で学習できる画期的なシステムです。
もちろん、eラーニングを導入することで注意すべきデメリットもあります。しかし、それ以上に導入してコスト削減や受講者の学習管理など得られるメリットが大きいでしょう。
また、eラーニングのデメリットは改善策を練ることで対応することが可能です。そのため、eラーニングのデメリットを注意した上で導入することをおすすめします。
文:takumi1219
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