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若者たちに人気の動画アプリTikTokのCEOが退任2021.05.28

若者たちに人気の動画アプリTikTokのCEOが退任
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若年層を中心に幅広く人気の動画投稿アプリ『TikTok』の創業者の張氏がCEO退任へ。後任は共同創業者の梁氏とのこと。TikTokでいったい何が!?

2021年5月20日、動画投稿アプリ『TikTok』の運営会社のCEOが退任の意向であるとの報道が報じられました。動画投稿アプリとしては日本でも絶大な人気を誇り、最近ではTVCMもたくさん流されていました。この『TikTok』アプリ、欧米で開発されたアプリのようですが、実は運営会社は中国のバイトダンス(北京字節跳動科技)という会社。バイトダンス、バイトでダンス?って意味かと思っちゃいますが、おそらくそのバイトではなく情報通信速度のバイト(byte)でしょう。

自らのマネジメント能力を問う

tiktok
退任する現CEOの張氏は2021年末には主要戦略職に就く予定とのこと。完全に退くわけではないのですね。後任には、共同創業者で人事部門の責任者を務める梁汝波氏が就くとのことなので、バトンタッチ的な退任なのでしょうか。現CEOの張氏は、何か月か悩んだ結果、自分が退いたほうが、会社の長期的なビジョンとしての取り組みに、より大きな影響を与えることができるとの結論に達したとのことでした。
張氏いわく、
『本当のところ私は、皆が思う理想的なマネージャーに必要なスキルを一部欠いていると思います。実際に人を支持し動かすよりも、組織運営や市場原則の分析解析から導き出された理論をマネージメント業務の省力化に向けることに興味の大半がありました。そして、私はあまり社交的でないので、オンラインや読書、音楽鑑賞、可能性の思索など一人ですることが好きなんです。』

自分のスキルを俯瞰して考察できる能力こそ

自己分析し、冷静に判断し、速やかに行動に移す姿は見習わなければなりませんね。日本で創業する人たちの多くは、マネジメント能力を自らのセールスポイントとしています。しかしmicrosoft、google、tiktok共に技術者が創業者です。古くは本田宗一郎のHONDAもそうでしたね。一時期注目されていたプロ経営者も今は賛否両論ありますね。未来を支えるには、やはりサイエンスとテクノロジーとアートです。技術者や表現者がもっと評価されるべきではないでしょうか。

中国における資産家

現在、バイトダンスは、世界で約10万人の社員を抱えており、張氏はバイトダンス株の20~30%を保有しています。この保有率は議決権の50%を超えており、さらに株式上場で張氏の資産は急増しました。メディアの注目を集めることを懸念したのが退任の原因の一因ではないかとの憶測もあります。それは、中国では資産家が厳しい立場に立たされ、正当に評価されにくいという現状もあります。共産主義国家の難しいところです。ちなみに中国では、他のハイテク企業の創業者も昨今、立て続けに日常業務から退いています。

中国の青年のサクセスストーリー

現在37歳の張氏は28歳のときに、バイトダンスを創業しました。彼が開発した動画投稿アプリTikTokは、彼の社名バイトダンスを知らなくても、先進国では知らない人はいません。
2021年、張氏の資産額は3.88兆円で世界39位です。彼より資産が多い日本人はユニクロの柳井正氏と、ソフトバンクの孫正義氏とだけです。アジア代表の資産家ということです。
張氏はCEOを退く理由の一つに、仕事に追われて、創業者としての自由で本質的なことを考えらる時間が無さすぎるという趣旨のことを述べています。ちなみに、共同創業者で時期CEOの梁氏は大学の同級生とのこと。大学の同級生と起業し、10年で世界39位の資産家となり、その友人にバトンタッチするというのは、なんとも映画のようなサクセスストーリーですね。

日本はどうするべきか

現在、中国のIT技術が世界的にも勝負できるところまできています。宇宙開発、火星探査なども中国は始めています。すでにIT分野では圧倒的後進国となってしまった日本。何が違ったのでしょうか。誰しも気づいている結論として、日本は国の風土、環境、国の後押しが圧倒的に遅れているということでしょう。教育や自由に打ち込める環境をすぐにでも整備し取り組まなければなりません。出る杭を打っている場合ではないのです。

文:RIRISEA

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