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やってることはシンプルなのに面白い、ハリボーのCM2021.04.23

やってることはシンプルなのに面白い、ハリボーのCM
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巨漢の力士の声がめっちゃかわいい幼児の声に。ただそれだけのCM。でも、めちゃめちゃ面白い。

結局はアイデアだと、思い知らされたテレビCMがあります。それが、ハリボーゴールドベアというグミのテレビCM。皆さんも見たことあるんじゃないでしょうか。相撲部屋で暇そうにくつろぐ力士たちがグミを見つけてみんなで楽しく食べるだけのCMなのですが、その力士の声がかわいい幼児の声になってます。ただそれだけのCM。でもとにかくクスっとわらってしまう。

ニューノーマルの中、制作費よりもアイデアだ、と思い知らされる本当にユニークなCMです。

ハリボーとは

ドイツの製菓会社のハリボー。そして、なんとグミを世界で初めてに発売したメーカーなのです。現在も世界一の発売数と売上を誇る、世界最大のグミのメーカーなんです。そして、このハリボーのグミができて約100年。100年!!日本の100年前と言えばと調べてみると『1920年3月15日 株価暴落、戦後恐慌始まる・・・。』とのこと。めっちゃ暗いニュースが最初に飛び込んできました。第一次世界大戦と第二次世界大戦の間のつかの間の緩やかな時代だったようですが、1921年は、先に述べた世界恐慌の始まりや、時の内閣総理大臣が暗殺されたりと、暗いニュースばかりでした。その翌年、関係ないですが、ドイツでハリボーのグミが生まれました。。。グミみたいなハイカラのお菓子が100年前に生まれていたとは驚きですね。そして、ドイツで生まれたそのお菓子が、100年後、極東アジアで力士にアフレコで幼児の声を乗せたユニークなCMまで進化したとは、なんだか感慨深い。。。

ちなみに、公式サイトによると、相対性理論で有名なアインシュタインの大好物だったらしいです。

子どものために


グミって不思議な感覚のお菓子です。初めて食べたとき、『ゴムか??』と思った方も多いはず。筆者もその一人。しかし、これが案外病みつきになる。あの弾力の虜になります。今ではいろんな噛み応え「ソフト」「ハード」などのグミが日本のメーカーから発売されていますね。ちなみに、開発の経緯は子供の咀嚼力(そしゃくりょく)を強めるためだったとか。コーラも最初は薬であったり、日本におけるキャラメルは栄養補助食品であったりと、お菓子やジュースの誕生秘話も中々これもまた感慨深い。。。噛むことで脳が活性化などと聞いたことがありますが、なるほど、アインシュタインはハリボーのおかげで相対性理論に行きつけたのか。皆さん、グミを食べて物理学や宇宙工学、もしくはアートやデザインに没頭しましょう。ひらめきがあるかもしれません。

力士の声を幼児にするような、素晴らしいひらめきが。

文:RIRISEA

文:RIRISEA

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