NEXT NEW NORMAL - コロナ禍での新しい生活、その先の近未来。

ニューノーマルの中、アートとデザイン、UIUXのその次は?2021.04.13

ニューノーマルの中、アートとデザイン、UIUXのその次は?
  • フェイスブック
  • ツイッター
  • はてなブックマーク
  • LINE
ノートで書く

アートとは何でしょうか。芸術とは?
アートはアーティストが表現したいものを表現し、デザインはクライアントの意向を具現化すること、と私はとらえています。

アートは究極に自己満足であるべきで、デザインは、逆に自己満足にとらわれるべきではありません。アートがユーザーや世間を忖度したものを発表しだしたらそれは偽物で、アーティストは自分の表現したいことをとことん突き詰めるべきです。世間やファンは後からついてきます。デザインは、正式名称『商業デザイン』です。クライアントの意向、例えば、伝えたい、売りたい、他社との差別化を図りたいなど、商業、産業社会に向けたものを基本的には指します。ただ、アートからデザインの間はグラデーションになっていて、アートでありデザインでもあるものも、もちろん存在しますが、それは結局のところ『アート』に属すと筆者は考えます。

純然たるデザインというものは、自分のセンスと経験と現在のトレンドを踏まえ、俯瞰したものの見方の中から、そのタイミングでの最善のものを提供することです。デザインには答えはない、と私はいつも思うのですが、無限大の答えの中から、最善のものを導き出す作業は、ネガティブな言い方をすればある種、消去法的で、クリエイティブな作業とは言えません。ただし、クライアントの注文やニーズ、その商品が必要としている情報や形状の一番最適なものを探る旅は、大きなジグソーパズルの小さな1ピースを探す作業のよう。しかも、その1ピースは完全に一致する訳ではないという、なんとも消化不良な作業です。その完全一致の無い世界がもしかしたらデザイン業の醍醐味なのかもしれません。職人のつくる器のように、デザインも同じものを存在しない、的な。そんなことを言い出すと、アートとの境界線がまたぼやけてしまいますね。

みんなのためのユニバーサルデザイン

ニューノーマルの中、デザイン分野では何が新しい基準になっていくのでしょうか?工業、商業界では十数年前からユニバーサルデザインという概念が進みました。老若男女問わず、使いやすい、見やすいデザインという概念です。例えば、ドアノブですが、握って回転させるドアノブだと握力の弱い方には不向きです。子供の頃、そのドアノブにモフモフのカバーを付けている家が多く存在し、そのモフモフが滑ってドアノブがさらに回しにくかったのを思い出します。そこで、ドアノブを下に少し押すだけで開くドアなどが多く開発されるようになりました。プロダクトにおけるユニバーサルデザインです。新型コロナウイルで様変わりした現在では、さらに進化し、わずかな接触で開閉するもの、抗菌仕様のものなどもあります。

UIUX


WEBの分野では、UIUXという概念が今のトレンドです。UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)という意味です。簡単に言うと、分かりやすく見やすく押しやすいインターフェースデザインで、さらにそのユーザーがインターフェース上で、感触や感覚や動きやアクションを体験できることです。PCと違いスマホやタブレットは直接インターフェースを触ります。そして触ると反応しページ遷移したり、アニメーションが起動したり。今までの紙面のデザインではできなかったことがたくさんできるようになりました。筆者個人的には、ユーザーエクスペリエンスは聖闘士星矢の水瓶座(アクエリアス)のカミュの技『オーロラエクスキューション』か、ジョジョの奇妙な冒険のジョルノのスタンド『ゴールドエクスペリエンス』みたいでカッコイイです。

そこまで来ている近未来のデザイン


ユーザーが直接さわって動かせる情報端末。それはもう当たり前の世の中になっています。次は本当に未来の世界。トム・クルーズ主演の『マイノリティ・リポート』という映画で、空中に表示させたインターフェースを、専用のグローブで右へ左へ移動したり、拡大縮小したり、そんなことはおそらく数年内に可能になるでしょう。スターウォーズのR2D2のように、空中にホログラムを投影するのも時間の問題です。その際は、空気中に水蒸気の被写体が必要なのでは??と筆者は勝手に考えていますが。。。

デザインはより機能的なものになります。デザインという分野の成り立ちから考えると原点回帰というかたちでしょうか。では、アートはどうなるのでしょうか?それでいうと、真逆でよりアーティスティックになっていくと思います。機能や理論を全く無視した感性だけの作品がより重要になるでしょう。AIや技術の進化で、より機能的でロジカルになっていくデザイン業界に対し、アートはよりファンタスティックなものになる。

デザイナーやアーティストは、数年後にくる新しい未来を見据え、思考を巡らせなければならないタイミングに来ています。

文:RIRISEA

文:RIRISEA

  • フェイスブック
  • ツイッター
  • はてなブックマーク
  • LINE
ノートで書く

この記事を書いたRIRISEAのプロフィール

デザイン 見積

気になる記事を検索

×