NEXT NEW NORMAL - コロナ禍での新しい生活、その先の近未来。

在宅ワーカーのニューノーマルに!? 多様化したサブスクの実態とは!?【住編】2021.04.02

在宅ワーカーのニューノーマルに!? 多様化したサブスクの実態とは!?【住編】
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動画配信サービスなどの分野ではすっかり定着したサブスクリプションサービスですが、なんと住宅分野にも進出していることはご存じでしょうか。

今回は、サブスク住宅のメリットとデメリットについて紹介しようと思います。
場所に縛られない、自由で新しい居住スタイルに関心がある人は、ぜひ参考にしてもらいたいです。

以前はどのような人にサブスクリプションサービスはお勧めできるのか、ということを紹介しました。
ニューノーマルなサービスとして急速に広がりを続けているサブスクリプションサービス市場は、日々驚くようなサービスの形態が誕生しています。

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サブスク住宅と賃貸の違いとは?

在宅ワーカーのニューノーマルに!? 住居のサブスクとは?
今まで、家に住むためには家を購入するか、マンションやアパートなどの家を借りるかの二択だったと思います。

賃貸と今回紹介するサブスク住宅は似ているようで少し違います。

サブスク住宅は、初期費用がなく、家具・家電が備え付けられている、いわゆるマンスリーマンションのようなサービス形態です。一般の賃貸契約にある初期費用が不要で、毎月一定額の家賃を支払うことで住むことができます。住居にはすでに家具や家電が設置されているため、入居してすぐに生活できるようになっています。

加えて、一定料金を支払うことでサービスの範囲内の、日本国内または世界中の物件が住み放題になるという点もあります。

都会に自宅を所有しながら地方にも拠点を構えたい人や、全国を移動しながら仕事をしたい人にとっては大変便利なものではないでしょうか。
モノを所有せずシェアする考え方が普及してきていることを考えると、サブスク住宅はそうした新しい価値観から生まれたサービスといえます。

サブスク住宅のメリット

在宅ワーカーのニューノーマルに!? 住居のサブスクとは?
まだまだこのサービスは普及していないように思いますが、今のコロナ禍において、緊急事態宣言で在宅ワークが推奨されているなどの理由で確実に注目度は高まってきていると思います。
では、このサービスを利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか?

コストを抑えられる

住宅は一軒家を所有するか、マンションやアパートを借りるか意見が分かれることが多いと思います。
戸建でもマンションでも、購入するとなるとかなりのコストがかかりますし、賃貸だと住宅ローンを抱えることはありませんが、居住する限りずっと家賃を払い続けなければいけません。
また、どちらの場合でも家具や家電といった日常生活で使うものを一式そろえる必要があります。
家具や家電は消耗品なので何年かごとに買い替える必要があり、コストがかかります。
さらに、住宅を所有していると住宅本体のメンテナンス費用が、賃貸だと管理費がかかり、大きな負担になるでしょう。

しかし、サブスク住宅では、購入や賃貸契約時の初期費用といった大きな出費はかかりません!
家具や家電もあらかじめ部屋についているので、購買コストを大きく抑えることができますし、気に入らなければ身軽に引っ越しできるので、引っ越し費用も安くできるのです。

利用する日にちが自由に決められる

サブスク住宅は、賃貸とは違って、利用したい期間だけ契約を結ぶことができます。利用する物件によって多少違いがありますが、1か月の間に数日だけ使うプランから毎日使うプランまであり、用途に合わせて契約プランを選べます。

コワーキングスペースのようにオフィスメインで利用するのではなく、その場所で日常生活を送ることもできますので、各自に適したニューノーマルな生活を実現できるでしょう。

住む場所を選択できる

一定額を支払えば全国の物件に住み放題のサービスが受けられるサブスク住宅は、契約したプランの料金を支払えば、サービス提供会社が管理する物件から好きな物件を選ぶことができます。憧れていた土地や仕事のために滞在したい場所など、用途や好みに合わせて住む場所を自由に選択できます。

サブスク住宅のデメリット

在宅ワーカーのニューノーマルに!? 住居のサブスクとは?
住む場所や期間を選べてコストも抑えられるとなると、サブスク住宅に興味をもつ人は少なくないでしょう。
しかし、サブスク住宅ならではのデメリットも考えられます。利用する際に把握しておきたいデメリットについて紹介していこうと思います。

自分好みの部屋にすることはできない

メリットでもあるのですが、サブスク住宅は基本的に家具や家電があらかじめそろえられています。たしかに、自分で準備する必要がないのは便利ですが、自分が使う空間でありながら好みの空間につくりこむことは難しいというデメリットがあります。

自分のお気に入りのカーペットや照明を見つけても、すでに設置されている家具や家電を外して入れ替えることはできないケースが多いです。
居住する場所や時間は選べるものの、居住する空間は自由にカスタマイズしにくいという点を納得できるか、しっかり検討することが大切です。

自分が自由でなければ利用しにくい

好きな場所にある物件を選んで住むことができるのが、サブスク住宅の最大の魅力です。しかし、このメリットを生かせるのは単身者など自分の意志で自由にライフスタイルを選択できる環境にある人だけとも言えます。

コロナ禍においてオンライン授業がきまった大学生や、仕事がリモートワークで完結するようような人は、ある程度自由がきくと思いますのでこのサービスを利用しやすいでしょう。

しかし、例えば、子どもがいる人だと、数か月や数年で居住拠点を変えることは子育ての環境としてはデメリットが多いと思います。介護が必要な家族や体力がないお年寄りが家族の中にいる場合も住居を転々とするのは難しいかもしれません。

まとめ【NEXT NEW NORMAL】

今までは、住宅は、「買う」か「借りる」の二択しかありませんでした。
しかし、今回紹介したサブスク住宅は「使う」という新しい住居形態を生み出したと思います。
働き方改革やモノを持たないという価値観の変化に伴い、サブスク住宅はこれからますます注目され、需要も増える可能性があるといえるでしょう。

コロナ禍で、オンラインで仕事や授業が行われるようになって、自由がきく人が増えたと思います。
もともと在宅ワーカーだった人は、すでに自分の家を持たないでサブスク住宅やホテルを転々として生活している人もいます。

これを機に、日本中を転々としながら生活するようなニューノーマルな生活の仕方を実践してみてもいいのではないでしょうか?

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文:sakata

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