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最もホットな取り組み!SDGsをわかりやすく解説してみた!2020.11.22

最もホットな取り組み!SDGsをわかりやすく解説してみた!
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最近ニュースなどで「SDGs」という言葉を耳にしたり目にする機会が多くなってます。

街中でもSDGsのシンポジウムや、イベント告知をよく目にしませんか?

いま世界中で話題になっているこのSDGs。
実は小学校や中学校の社会の教科書にも載っています。

今回はこの話題の目標SDGsについて詳しく解説していきます!

SDGsとは

SDGsの正式名所は
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」
です。
読み方は「エスディージーエス」ではなく「エスディージーズ」です。

世界中にある環境問題などを世界全体で解決するための目標として、
2015年9月の国連サミットで採択されました。

この国際社会共通の目標は、
2016年から2030年の15年間かけて達成することを掲げています。

採択された当時は、あまり注目されていませんでしたが、
2017年に行われたダボス会議で、
SDGsに取り組むことで約12兆を超える経済価値と、3億8,000万人に雇用が創出されるという推計が発表されました。

12兆ドルという額は日本円に換算して1,200兆円にのぼり、
この発表から日本の企業も本格的にSDGsに取り組むようになりました。

この時期から日本でもさらに注目され、よく耳にするようになったという事ですね。

SDGsに取り組んでいないと社会的責任を果たす意欲がないと、
マイナスイメージを与えてしまう可能性があり、
会社の経営、ブランディングにも大きく関わっています。

「SDGsに取り組んでいる」というだけで、世界へのビジネス展開もしやすくなるという事もあってか、各企業は軒並みSDGsへの取り組みを掲げるようになりました。

SDGs 17の目標


掲げられた目標は全部で17項目。

1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任 つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう
16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう

以上の項目が国連で掲げられた、2030年までに達成したい目標です。

地球上に住むすべての人間に関係のあることが掲げられています。

1. 貧困をなくそう、2. 飢餓をゼロに、
など主に発展途上国に向けての目標から、

11. 住み続けられるまちづくりを、12. つくる責任 つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を、14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう、16. 平和と公正をすべての人に
などの、先進国に向けた目標も含まれています。

2030年までの目標ですが、中には環境問題など、
今すぐ対策が必要なものもあります。
環境問題に関しては国や自治体だけでなく、
地域や一般市民、企業の協力が欠かせません。

2018年7月、日本は達成状況を共有するフォーラム(HLPF)にて

1. 自治体主導の官民連携のパートナーシップによる地方創生
2. 企業・金融の力を生かした社会的投資の拡大とイノベーション
3. 世代、ジェンダーを超えたパートナーシップによる住民が主役となるSDGsの推進

の三つからなる「SDGs日本モデル」を世界へ発信しました。
この三つから、日本は民間と協力して、目標を達成していくことを前提としていることが分かります。

なぜ今になって注目されているのか

・近年世界中で異常気象が発生している。
産業革命以降の人類はエネルギーの消費量が莫大に増加しました。
現在二酸化炭素の排出量が一気に増え空気中の温室効果ガス濃度が上昇することで気候変動が起き異常気象が頻発する世の中になっています。

近年さまざまな研究によって台風や異常気象の威力が短時間で一気に増すようになってきていると指摘されています。
地球温暖化により海面温度が上昇すれば台風の威力は増します。
ある研究によればこれまで100年に1度レベルの台風が100年以内に、5年~10年に1度の頻度で発生するともいわれています。

・男女不平等の撤廃のため
社会に存在する男女不平等は今日世界において最も重要な課題の一つです。
人間はみな生まれながらに平等であると個々人の人権が宣言されてから約250年経ちますが、いまだに性別を理由とした差別は残っています。

個人的な問題と思われがちな性差別については、社会や政治が強く関係している事が多くあります。
だからこそ、世界が共通の目標「男女不平等の撤廃」をかかげ共通認識をもったうえで課題解決のためにアクションすることが必要なのです。

SDGsで掲げる達成すべき項目は、いま世界にある様々な課題という事です。
この目標を達成することは自分の子どもや孫の代が暮らしていく世界を、今以上に安心安全かつ平和で生きていて幸せと思える世界にすることを意味します。

SDGsは現代を生きる私たち世代の生活と将来世代、両方にとって重要な達成目標なのです。

私たちが取り組むべき課題

目標達成のためには、私たち一人一人が意識をして取り組むことこそが近道です。
でも何から始めればよいのか。

・貧困国のために募金をする
・食べ物を無駄にしない
・節電する
・ごみを減らす
・エコバッグを持ち歩く
・友達や家族とSDGsについて話す

案外、意識さえすれば上記のようにすぐに取り組めることはたくさんあります。
気負わずとも、習慣化すれば簡単な事がきっとあると思います。

まとめ【NEXT NEW NORM】

SDGsとは、この先の世界が今以上によくなるために、
2030年までに世界の人全員で協力して解決したい目標のことで、
正式には「持続可能な開発目標」といいます。

SDGsはとてつもない経済効果をもたらすので、
世界中の国と企業が注目をしています。

SDGsの目標は地球に住む人たちすべてにかかわりのある事なので、
一人一人が簡単なことに取り組む姿勢が重要です。

人類は様々な技術を開発し、発展してきました。
しかし、今のような便利な暮らしが自分たちの子供やその子供の世代まで続いていくためには、私たちが手を打たなければいけません。

未来の地球環境がよくなるのか、悪くなっていくのか、
変えられるのは今を生きている私たちだけではないでしょうか。

文:sakata

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