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ニューノーマルで変わる『マイホーム購入』、住宅市場の新トレンドとは2021.06.17

ニューノーマルで変わる『マイホーム購入』、住宅市場の新トレンドとは
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コロナ禍のニューノーマルで変わる衣食住。今回はその『住』について。新築至上主義がまかり通っていた日本。しかし現在のニューノーマルの日本では少し違った傾向にあるようです。

新型コロナウィルスの蔓延により、リモートワークや在宅勤務を強いられている方も多いでしょう。リモートワークは通勤時間の削減や新しいワークスタイルの確立として良い面がある一方、コミュニケーションの希薄や、ワークスペースの問題もはらんでいます。都心では、住居空間が田舎のそれとは違い、なかなかい広いスペースを確保できません。コロナ前は、人々は都心へと集中し都心のマンションの需要が高まり続けると言われていました。しかし、コロナ禍の現在、その様子は一変しました。

活況を見せる中古市場

それが、郊外戸建て需要です。『夢のマイホーム』と聞くと、ひと昔前の、新築戸建てや新築マンションをイメージしますが、コロナ禍の現在は、住宅市場は転換期を迎えています。マンションも根強い人気があるものの、新築マンションから中古マンションへとその需要が変わりつつあるようです。その要因のひとつに、新築マンションを建てるために必要な土地自体が少なくなり、新築価格が上昇することで新築市場価格が高騰。結果、中古マンションにニーズが移り変わっています。それにより、中古マンションだけでなく中古戸建物件の取引件数も堅調に伸びているようです。

ワークライフバランスの見直し

コロナの影響で人々のライフスタイル、ワークスタイルは大きく変わり、『住み替え』を考える家族が増えているようです。夫婦の二人ともがリモートワークになり、リモート会議の声が聞こえてしまう、家の間取りが悪く、子供の声が響いて仕事に集中できないなど、オフィス勤務の時にはなかった不満や問題が起きています。そういったリモートワークの観点から考えると都心の狭いマンション(新築、中古ともに)よりも、戸建て住宅を選ぶ人が多くなってきているようです。

中古と新築

戸建住宅
中古住宅需要は伸びていますが、現在その供給量が見合っていないようです。特に、2020年以降はそのバランスが崩れ、需要と供給が偏っているとのこと。日本の住宅市場は今、新築と中古のニーズが逆転しつつあります。一方、欧米では、中古住宅の流通量は7割を占め、中古物件が住宅市場の中心になっています。日本は戦後復興の中で、新築マンションや新築戸建ての建造を国を挙げて推し進めていました。それはただ住居を増やすというだけではなく、建築現場で雇用も増やすという側面的メリットもあったようです。新築信仰の根強い人気は、この名残と言えるでしょう。中古物件も増えてきた現在は、価格を抑えられる点やDIYの流行に乗り、中古物件の人気はさらに加速しました。

東日本レインズは「首都圏不動産流通市場の動向2020年」を発表し、2020年の首都圏の中古マンションの成約件数は前年比6.0%減の3万5,825件で、2年ぶりに前年を下回ったのに対し、中古戸建住宅の成約件数は前年比2.4%増の1万3,348件で、2年連続で前年を上回ったとのこと。やはり、テレワーク、リモートワーク、在宅勤務、多様な働き方が押し進んだ結果だと考えて間違いなさそうです。

ネットの声も

データでも示されているように、実際の声も『中古戸建需要』に納得の声が多数見られました。

『DIYが好きなので、壁に珪藻土や漆喰やペンキを塗ったり、棚をつけたり好き放題できる。多分新築だったら壁に穴を空けるとか躊躇してできない。』

『どうせ20年も経てば上モノは価値ゼロですから、土地の価値重視でも中古はオススメです』

『住宅ローンが払えなくなり、やむなく手放した物件なんか、とてもおいしい物件だったりすると思うよ。』

『中古でも、一国一城の主になれるなら良いことでしょう。』

中古住宅は正直当たりはずれもあります。しっかり精査し、自分の好きなようにデザインし、カスタマイズできれば価格以上の喜びや楽しみを見出せそうです。ワークライフバランスを考えて、これからの住処(すみか)について今一度考えてみましょう。

文:RIRISEA

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