ニューノーマル、黒船来航は続いている。2021.04.07

日本は黒船来航にめっぽう弱い。
ニューノーマルが叫ばれて久しい昨今でもあの幕末の頃と、
さほど変わらない状況下であることを私たちは認識しなければならない。
仕事中にふと気づく、「あれこのサービスって前は違うところがやってたよな」
ということは多々ある。それだけ今の時代はスピード感が早いということ。
じっくり考えてローンチするよりも、ベータ版でアップして、ユーザーにデバックさせるというのはITやWEBの世界じゃいまでは当たり前のこととなっている。
要は走りながら考えるスタンスということ。
そのサービスを塗りつぶしていくのが、ほとんど外資のサービスだということにさらに気づきゾッともする。
数年前まで、日本ではネットでモノを買うといえば、楽天が1番だった。ではいまは?
そう、AからZまでのアマゾンだ。
Amazonが、まだ取り込めていない製品も多いのは多いが、ネットで注文の安心感は
アマゾンがすでに追い越しているのは間違いない。
今後はファッション関連を強めていく模様。国内のファッションモールはまさに戦々恐々である。
転職といえば、リクナビ?マイナビ?
どちらも健在だが、もっと気軽に求職をとらえたインディード。
インディードの抜群の広告効果と検索上位化で、インディードの知名度を利用し、
リクナビもマイナビもIndeedと連携するしかなくなっているのが現状である。
かつてSNSといえば、ミクシィ!の一人勝ち
筆者も友人からの招待でかつてmixiユーザーだった。コミュニティなどにも属し、情報交換やたわいもないやり取りを楽しんだものである。
しかし、これこそ黒船か!との勢いで、現れたのがFacebook。
フェイスブックが数年で日本を飲み込み、mixiの存在を薄くしてしまった。
ソーシャルネットワークサービスの代名詞はもはや世界レベルでFacebookとなった。
WEBやアプリケーションにおいては、諸外国に押されている日本。
デザイナーであれば、AdobeのillustratorとPhotoshopは必需品だ。
文章や表計算もMicrosoftのofficeやGoogleのスプレットシートなど。
むかしは、一太郎なるものがあったような。
良いサービスを生む土壌のあるはずの日本ではあるが、
島国マインドでやはりグローバル展開には不得手である。
ニューノーマルの中、既成概念を取り払うチャンスはある。
国境や海や山で隔たっていても、インターネットにはそんなものはない。
果敢にグローバルに突き進むマインドが今まさに必要とされている。
あとは、言語の壁か。
翻訳機能が精度とスピードが今のものよりさらにアップグレードされれば、
日本の島国マインドを崩壊させ、黒船ごときで動じない強さを持てるかもしれない。
黒船を止めるにはIT(インフォメーションテクノロジー)を駆使して、島国マインドを捨てて戦う気概だ。
キーワードは、言語なのかもしれない。
アニメ、マンガの世界的成功やゲーム業界の活躍は、
言葉より先にあるクリエイティブが世界の人々を魅了するからである。
ここにヒントが隠れているのかもしれない。
文:RIRISEA
文:RIRISEA

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