家は不要?夢のキャンピングカー暮らしは可能なのか2021.01.01

今から50年後の2070年。
空を飛ぶ車や、空へと続くエレベーターなどのSF映画の様な世界が現実的になると言われています。
空は飛ばなくとも自動車の自動運転が実用化されたり、民間企業が宇宙旅行に着手をするなど、
現在の2020年にも数年前にはあり得ないと思っていた技術が物凄いスピードで進歩をしています。
しかし、いくら技術が進歩をして現実的になったとしても、
我々人間が今まで夢の中の世界だと思っていたニューノーマルな生活を受け入れるには時間がかかるでしょう。
リモートワークもその一例です。
Skypeなどのコミュニケーションツールが何年も前から存在していたのにも関わらず、中々企業などのビジネスに応用される機会は少なかったと思います。
しかしコロナウイルスによる外出自粛宣言によって、私達はビデオ通話を活用した所謂リモートワークやオンライン授業が当たり前のニューノーマルな生活となりました。
オンライン上での業務に抵抗があった人達も、そうせざるを得ない環境になったことで、
嫌でも新しい技術に順応することが出来たのではないでしょうか。
これを機にリモートワークが多くの企業で推奨され続ければ、
近い将来、オフィスを持たずに一切来社をしなくてもよいという働き方も当たり前になってくると思います。
フルリモートワークが可能になれば、私たちはどこに住んでいても生活を行うことが出来るようになります。
そのため、決まった場所での住居はいらなくなり、キャンピングカーで生活を送るというニューノーマルな時代もやってくるのではないでしょうか。
そこで今回は、実際にキャンピングカーで生活をする方法を紹介していきたいと思います。
キャンピングカーで生活を送ることは現実的に可能なのか。
結論から言いますと、住所さえ持っていればキャンピングカー生活は可能です。
日本で社会的な生活を送るためには住所は必ず必要であるため、実家や親戚、友人などの住所に置いてもらうことになるでしょう。
キャンピングカーで生活をするために気を付けるポイント
税金は一般生活と大差なし
市民税や年金などの税金は、決まった住居を持つか持たないかでは左右されず、
日本で社会的な生活を送るのであるのならば、従来通り納税の義務は発生します。
駐車場
決まった住宅も持たないことは、毎日車をどこに停めるか考えなければなりません。
月極の駐車場を利用する方法もありますが、それではキャンピングカー生活を活かしきることが出来ないでしょう。
そこで、駐車場は全国のRVパークの利用がおススメです。
RVパークとは、「より安全・安心・快適なくるま旅」をモットーに提供される、車中泊が可能な駐車場の事です。
入浴施設が併設されていたり、ごみ処理や電源が利用できるなど、
キャンピングカーで生活をするために欠かせない設備が備わっています。
1日何円~のように有料である場合が多いですが、中には無料で利用できるRVパークも存在しているようです。
宅配便
決まった住居を持たないことから、自分宛ての荷物はキャンピングカーでは受け取ることが出来ません。
近年宅配便などの郵送物はコンビニ受け取りや郵便局留めなど、場所や時間に関して柔軟的になっています。
これらを利用することで、全国どこにいても自分宛ての郵便物を受け取ることが出来ます。
洗濯物
キャンピングカーには洗濯機を搭載することが出来ません。
そのため、必然的にコインランドリーを利用することになるでしょう。
キャンピングカーでの生活には庭もベランダも存在しないため、洗濯物を干す場所は狭い車内と限られています。
コインランドリーでは洗濯から乾燥まで終わらせてくれるため、移動生活の強い味方となってくれます。
お風呂
キャンピングカーによってシャワールームが備わっている車種もありますが、
車に蓄えることが出来る水の量が決まっているため、一度に大量の水を使用するシャワーを使い続けることはおすすめできません。
そのため、毎日銭湯などの施設を利用する方が得策でしょう。
最近では月額で利用出来るスポーツジムにシャワールームを利用できる店舗も増えているため、
「毎日の入浴費を節約したい」という方は登録してシャワーを利用するという方法がおススメです。
キャンピングカーで生活をするメリット
キャンピングカー生活の1番のメリットは、生活に彩りが生まれることです。
仕事と家の往復で毎日が終わってしまう。そんな日々の繰り返し。
もしも家がキャンピングカーで全国を旅しながら仕事をすることが可能になれば、日常に感じる閉塞感や何か満ち足りない気持ちを解消してくれるはずです。
仕事の合間などに自然を感じられる場所や地域で業務に取り組むことで、
心のどこかに余裕が生まれ、日々の業務も前向きな気持ちで取り組むことが出来る効果も生まれるかもしれません。
実際に掛かる費用
自動車税や市民税などの税金と生活費、キャンピングカー本体を除いた料金で計算をすると、
駐車場利用料:30000円~
ジムの月額会員費:約8000円
コインランドリー代:4000円
計42000円
最低でも上記の金額が毎月の生活費に加えて必要になります。
キャンピングカーで暮らすからと言って特に大きな出費がある訳ではなく、
賃貸として考えるならば、毎月の家賃相場よりも少し控えめな金額でキャンピングカーでの生活を手に入れることが出来ます。
トレーラーハウスの紹介
決まった地域や場所に囚われず、旅をしながら生活を送ることが出来るキャンピングカー生活には憧れる。
しかし、キャンピングカーという狭い空間で日々生活をするのには少し窮屈なのでは…
という人の為に、トレーラーハウス「スマートモデューロ」を紹介します
アーキビジョン21が提供するトレーラーハウス「スマートモデューロ」は、海上コンテナと同規格の移動式住宅となっています。
車内のエアコン設備が気になるキャンピングカーとは打って変わって、
この「オートモデューロ」は北海道の厳しい寒さを耐え抜く家を30年間作り続けてきたアーキビジョン21のノウハウが活かされているため、
場所や季節に囚われずに快適な移動生活を楽しむことが出来ます。
まとめ
リモートワークというニューノーマルな働き方が生まれたことによって、
今まで当たり前であった通勤やオフィスの存在意義が見直される機会となってきています。
多種多様な生き方が認められてきている今の世の中では、
自分らしく生きることが、これからの人生を豊かにするキーワードになっていくでしょう。
昔から決まっている生き方にこだわらずに、自分にとって1番理想的な生活を送るために、
キャンピングカーでの生活以外にも、非現実的で夢のような世界を想像してみるのもいいかもしれません。
遠い未来だと思っていた世界はすぐそこに迫ってきているのです。
文:niimi

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